免疫学的とは、免疫系の研究や特性を指します。

免疫学的寛容性とは、免疫系が自己抗原を認識し、許容する能力のことです。

免疫学的記憶とは、免疫系が以前に遭遇した病原体に対して、より速やかに反応し、覚えている能力のことです。

immunologicの語源は、ラテン語の「immunis」に由来します。「immunis」は「免除された」という意味で、古典ラテン語では特に課税や義務から免除されることを指していました。これは「in-」（否定）と「munis」（義務、義務を果たすこと）の組み合わせから成り立っています。この「immunis」は、免疫系が感染症に対して「免除」される、つまり防御する能力を持つという概念につながります。 その後、19世紀に入ると「immunology」という言葉が登場し、体が病原体に抵抗する仕組みを研究する学問として確立されました。「immunologic」はこの言葉に関連する形容詞であり、免疫に関する特性や作用を示します。つまり、免疫やその機能に関する様々な事象を扱う際に使用される言葉となっています。