ism
主義

caesaropapismの基本例文

Caesaropapism is the idea that the secular ruler should also have religious authority.
シーザロパピスムは、世俗の支配者が宗教的権限も持つべきだという考えです。
The term "caesaropapism" originated in the Byzantine Empire.
「シーザロパピスム」という言葉は、ビザンツ帝国で生まれました。
Caesaropapism was rejected by the separation of church and state in many modern societies.
シーザロパピスムは、多くの現代社会において、教会と国家の分離によって否定されています。

caesaropapismの覚え方:語源

caesaropapismの語源は、ラテン語の「Caesar」と「papism」が組み合わさったものです。「Caesar」は古代ローマの皇帝を指し、特にユリウス・カエサルに由来しています。一方、「papism」は「教皇制(papacy)」を意味し、キリスト教において教皇の権威を基盤とした政治的・宗教的な体制を指します。caesaropapismは、国家の君主が同時に宗教の最高権威を持つ制度を表しており、政治と宗教が強く結びついている状態を示しています。歴史的には、特に東ローマ帝国やロシア正教会にこの概念が見られ、支配者が教会をコントロールすることで国を統治する力を強化していました。このように、caesaropapismは権力の集中とその社会的影響力に関連する重要な概念です。

語源 ism
主義
More

caesaropapismの類語と使い分け

  • theocracyという単語は、神権政治を意味し、宗教が政治を支配する形態を指します。caesaropapismが政治と宗教を結びつけるのに対し、theocracyは宗教が直接的に国家を支配するため、より宗教重視です。例えば、イランの政治体制はtheocracyです。
  • papal supremacy
    papal supremacyという単語は、ローマ教皇の権威が重要視されることを意味します。caesaropapismは政治的権威と宗教的権威の統合を示しますが、papal supremacyは特に教皇の宗教的権威に焦点を当てています。例としては、カトリック教会における教皇の役割が挙げられます。
  • state religion
    state religionという単語は、国家が公式に認める宗教を意味します。caesaropapismは個人と政府の権力が合体することを含みますが、state religionは宗教が国家の一部として機能することです。例としては、イギリスの国教会がstate religionです。
  • blending of church and state
    blending of church and stateというフレーズは、教会と国家の関係が混ざり合うことを指します。caesaropapismはその一形態であり、政治と宗教が密接に結びつくことを具体的に表します。例: 一部の国ではblending of church and stateが見られます。
  • religious authoritarianism
    religious authoritarianismという単語は、宗教的権威に従った専制政治を指します。caesaropapismは、政治的権力が宗教に従属するのとは異なり、具体的な支配形式を意味します。例えば、特定の宗教に基づく厳しい法律が施行される国ではreligious authoritarianismが見られます。


英英和

  • the doctrine that the state is supreme over the church in ecclesiastical matters教会組織の問題については、国家が教会よりも力を持つという教義皇帝教皇主義